WebminはLinuxの各設定や各アプリケーションのインストールをGUI環境で簡単に設定インストールできる凄く便利なツールです。

Webページの作成(パソコン・スマートフォン)、CMS,Perl等の作成するにはサーバ環境が必要になります。
レンタルサーバでもできないことはありませんが、いろいろと大変です。
ローカル環境なら多少のミスを犯しても誰にも迷惑をかけることなくいろんな事を試すことができます。
また何をするにも制限なく自由に使うことができます。
私はRed Hat.7時代からWebminを使っていますが当時と比べだいぶ使い易くなってます。
ここでは私が知っている範囲の事をまとめてみました。
Webminを使えばローカルサーバを構築するにはそんなに難しくはありません。
(WindowsファンならXAMPPでWindowsにローカルサーバーを構築、当サイトパソコン用ページで解説)

Webminのダウンロードとインストール
デスクトップ環境が整ったらサーバ構築の一番始めにすることはWebminのインストールからです。
まずは、ダウンロード
ダウンロード先はhttp://www.webmin.com/ダウンロードするファイルはお使いOSにより異なりますが、
Ubuntu・Mint・Debianは拡張子がwebmin_xxxx.debのものを使います。
インストールはダウンロードフォルダから、今ダウンロードしたファイルを右クリックし
Gdebiパーケージインストーラから開きます。
以前のWebminはssl通信の設定をしなければなりませんでしたが今は既に導入されているので依存関係を調べて簡単にインストールしてくれます。
Webminは暗号化通信をすることを前提にしています。

初めてのアクセスはhttps://localhost.localdomain:10000からになります。
ログインはROOT権限を持ったMintインストール時のユーザで入ります。
Webminの設定:
最初にすることは日本語環境(言語UTF-8)を整え次に使用したいテーマに変更します。
初めて使う方は、使い慣れたテーマなんか無いのでそのままで…
(私はMSC_Linux themeを以前から使用しているのでこれを使ってます。)

Webminの使用環境は、ローカルのみで外部からのアクセスは一切受け付け無いようWebminのIPアドレスの設定をします。
設定方法はIPアドレスの制御から許可するアドレスを入れます。
リストされたアドレスからのみ許可
 例:127.0.0.1とか192.168.x.x
ほかに、静的に使うアドレスの設定方法があります。(便利です。)
例: name-vgn50n-w(確かubuntu.mintは勝手に付けてくれていますので何もしなくてもいいかな?それをネットワークの設定でホストアドレスを確認)
もしなければ
デバイスと場所のハードウェア名またはWebminの設定の最下段にも書いてあります。
ネットワークの設定-ホストアドレス-新規のホスト
ホストアドレス127.0.1.1とホスト名name-vgn50n-wを追加しIPアドレス制御に許可するよう追加
完了したら他のパソコンから
https://name-vgn50n-w.local:10000でアクスセスできます。

ローカル内のどのパソコンからでもアクセス可能にしておけばIPアドレスが変わってもいつもローカル内では静的なアドレスで使うことができるのでぜひ設定しておきましょう。
ですがまだサーバソフトを入れてないのでhttps://name-vgn50n-w.local:10000、Webminだけにローカル内のパソコンより静的なアドレスでアクセス可能になります。(但しスマホ・タブレットからのアクセスはだめでした。)
これでアクセスできればそのパソコンでから設定してみましょう。